11.04.15:51
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04.20.11:08
企業結合「合併」1っ。
	前回からいきなり飛んで日商1級レベルになっちゃう!!
	今回は企業結合の話。
	企業結合ってなに??
	ある企業とほかの企業が1つの報告単位になること
	で、今日は企業結合の中の「合併」の話をする
	って言っても吸収合併のことしかしらんけど!
	合併ってなに??
	AとBって会社があったとして、これが合併ってすると、
	AにBが吸収されちゃうってやつ 
	だからBって会社はなくなっちゃう
	って感じ
	この時のAを存続会社
	Bを消滅会社って言います。
	イメージとしては、
	A社がB社の、
	資産も、負債も、ぜーんぶ、まるごと
	吸収してしまうってこと
	A社がB社を買い取る→B社なくなる→じゃあB社の株を買ってた株主は???
	株は紙切れになっちゃうの?????
	答えは、B社の株主に、A社の株をあげるんです。
	A社がB社を買い取る→B社なくなる→B社の株主の人には「存続会社A」の株をあげる→誰も損しない
	ってことになる。
	じゃあ合併の流れはどんな感じ?
	① 交付株式数を決定して、
	② 合併後貸借貸借表を作る
	めっちゃ大きく言うとこんな感じ
	じゃあ①の交付株式数を決定ってなに?
	合併って言うのは、さっき書いたように
	A社がB社を買い取る→B社なくなる→B社の株主にA社の株をあげる→誰も損しない
	ってことだけど、、、、、
	じゃあA社の1株が100円で、B社の1株が50円だったら?????
	B社の株主にA社の株をわたすんでしょ???
	じゃあB社10株持ってる人にA社10株をあげるの?????
	答えは、A社5株をあげます。
	A社の1株=B社の2株
	の価値だからね。
	っていう感じで、
	(B社に)交付(する)株式数がわからないと、むやみにA株をあげれないわけだ。
	これが交付株式数の決定で、
	交付株式数の決定には3つの流れがある。
	a 企業評価額の算定
	b 合併比率の決定
	c 交付株式数の決定
	このa~cまで順番にやって、やっと①交付株式数の決定、が終わるわけですね
	aから順にみてく
	企業評価額ってなに??
	企業の経済価値のこと。
	つまり、ある企業はお金にするとどんくらい価値があるの?ってことです。
	これを計算する方法を3つ紹介
	純資産額法
	収益還元価値法
	折衷法
	純資産額法のやり方は??
	簿価純資産額法、時価純資産額法の2つがあるけどカンタン
	企業評価額=資産-負債
	↑ これが純資産額法で、
	簿価の場合は資産負債を帳簿価額で、
	時価の場合は資産負債を時価で計算するってだけ
	収益還元価値法のやり方は??
	自己資本を用いる方法と総資本を用いる方法がある
	企業評価額=自己資本×自己資本利益率/資本還元率
	↑ これが自己資本を用いる方法
	企業評価額=総資本×総資本利益率/資本還元率
	↑ これが総資本を用いる方法
	分子のとこが、自己資本主体か、総資本主体か、の違いだけです
	折衷法のやり方は??
	折衷法の企業評価額=(純資産額法で求めた企業評価額+収益還元価値法で求めた企業評価額)÷2
	まとめると
	・ 企業結合はある会社と別の会社が合体すること
	・ 企業結合の「合併」はA社(存続会社)がB社(消滅会社)をまるごと吸収しちゃう
	・ イメージはA社がB社買う→B社なくなる→B社の株主にA社の株をあげる
	・ 合併の大きな流れは①交付株式数を決定して、②合併後貸借貸借表を作ること
	・ ①交付株式数の決定は a 企業評価額の算定 b 合併比率の決定 c 交付株式数の決定 って流れ
	・ a 企業評価額の算定方法の主なものは3つ 純資産額法、収益還元価値法、折衷法
	って感じか。
	長くなってしまったから
	①のaまでしか書けないなあ。
	--------------------------------------------------------------------------------------------------
	じゃあラストに問題
	A社はB社を吸収合併した。
	A社が取得企業とされる。
	次の資料からA社とB社の、
	①簿価純資産額法、
	②収益還元価値法
	③簿価純資産額法と収益還元価値法の折衷法、
	による場合の企業評価額を算定しなさい。
	自己資本利益率はA社が12%、B社が14%である。
	資本還元率はA社、B社ともに10%である。
	--------------------------------------------------------------------------------------------------
	答えは次回

	P.S. 次回からは①交付株式数の決定、の、b 合併比率の決定から~
	 
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